100号の節目を迎えるにあたって

　「ひまわり通信」は、皆様に支えられて100号を迎えることとなりました。ひまわり薬局のご利用とともにご愛読に感謝いたします。
　「十年一昔」といいますが、「ひまわり通信」は、ミニ情報誌として、1992年の伏古ひまわり薬局開設時より隔月での発行を開始し、本年で18年目を迎えようとしています。
　「くすりの正しい飲み方」「小児とくすり」の特集にはじまり、「糖尿病」や 「高血圧」、「喘息」など様々な病気の理解とともにくすりの、情報を提供させていただきました。
　とくに、「ご質問にお答えして」のコーナーでは、日頃受けるご質問等を参考に、身近であっても誤解されやすい内容のものを分かりやすく回答することに心がけて参りました。
　「壁に貼って参考にしています。」「コピーして友人にも紹介しています。」などの声を寄せていただいており、それが私たちの何よりの喜びであり、励みとなっています。
　また、医療・福祉の制度や平和や人権に関わることについても情報提供して参りました。昨年は、後期高齢者医療制度や医療費の削減の見直し等がなされましたが、―人ひとりは小さくても力を合わせれば国民の声が政治を動かすことができるということが示された年ともなりました。本誌も一助となれば幸いです。
　ひとつの節目を踏まえ、引き続き皆様とともによりよい医療をめざし、地域で安心して暮らせる街づくりを進めるため、よりよい薬局づくり・紙面づくりに努力していきたいと考えております。
　皆様にとって本年がよい年でありますように。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社　北海道保健企画 　代表取締役社長　山下　隆