新年あけましておめでとうございます

コラム No.112 2011年4月発行

 日ごろよりひまわり薬局をご利用いただき、ありがとうございます。
今年でひまわり薬局を開局して20年目を迎えます。現在、調剤薬局を9店舗と介護ショップ・ライフサポートを展開しています。今後も引き続き地域の皆様に安心・安全の医療を提供できますよう、職員一同奮闘してまいります。
 介護保険制度が始まり10年がたちますが、通院・在宅介護などでさまざまな問題点が浮き彫りになってきています。昨年行なった民医連のアンケート調査からも、「お金の心配をしないで病院にかかりたい」「介護の負担を減らしてほしい」などの声があがっています。私たちは、誰もが安心して生活できる医療・福祉の充実や高すぎる国保保険料の引き下げを求める運動を広げ、高齢者を差別する後期高齢者医療制度の改悪に反対していきます。
 また、薬局窓口での負担金の多さも深刻です。安全な薬物療法を行なえる医療のために薬害をなくし、ジェネリック医薬品の普及と高い医薬品の薬価制度の矛盾を解消し、誰もが安心して治療を行なえる医療を目指します。
 民主党に政権が交代した後も、自分たちの揚げた政策を実現できずに、国民は混乱するばかりです。“日本の首相は誰でしょう” とクイズになるくらい、毎年替わっています。核廃絶の動きがあるなか、沖縄の基地移設問題や領土問題など、平和な暮らしを脅かす問題も解決できていません。
 今年は統一地方選挙の年でもあります。消費税増税をやめさせ、医療・福祉と社会保障の前進を勝ち取る絶好の機会です。皆様とともにその声を届けましょう。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

北海道保健企画
ひまわり薬局・ライフサポートひまわり
代表取締役 杉山 淳史