ごあいさつ

コラム No.126 2013年5月発行

札幌市東区伏古の地に「伏古ひまわり薬局」が誕生したのは1992年のことでした。民医連の保険薬局として20年間、医療機関と協力してともに活動してきましたが、2013年4月末をもって閉局させていただきました。長い間ご愛顧いただきありがとうございました。
そして2013年5月、新たに東苗穂の地で『東区ひまわり薬局』として生まれ変わりました。
これまでの歴史と経験を引き継ぎ、安全で有効な薬物療法を行うために医療機関と情報交換を行い、さらに連携に力を入れてまいります。民医連の全国の仲間と連携し、副作用情報の収集報告・事例の検討・分析調査や新薬の評価・学習等を引き続き行い、薬害をなくすための活動にも取り組んでいきます。
ひまわり薬局は、健康相談会に参加するなど、地域のかかりつけ薬局として、利用しやすい身近な薬局づくりにつとめています。在宅療養をされている患者さんには、地域の在宅事業所とも連携し、訪問服薬指導を行っています。また、高額医薬品の使用調査などを行い、高い薬代に苦しんでいる患者さんの医療費負担を減らす取り組みもすすめています。無料低額診療が薬局の薬代にも適用されるよう、これからも運動を強めていきます。
私たちの医療活動を前進させるために、お知り合いの薬学生、薬剤師さんをご紹介ください。
ひまわり薬局では薬学生を対象とした奨学金制度を用意しています。さまざまな働き方ができるパート薬剤師も募集中です。最寄りのひまわり薬局まで気軽にお声かけください。
新しくなった東区ひまわり薬局は、最新鋭の錠剤払出装置などの機器をそろえ、調剤の安全性を高め、待ち時間の短縮をめざし、営業時間を拡大して、皆様に安心してご利用いただけるよう努力を重ねてまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

東区ひまわり薬局(薬局長 野村 充代)