雪道で転ばないために
コラム No.129 2013年6月発行
もうすぐ冬がやってきます。
雪が降っていつも困るのは滑りやすくなったあのツルツルの道路ですね。
雪や氷の上で転んで怪我をした経験をお持ちの方もたくさんおられることと思います。
2005年の81号で掲載いたしましたが、再度「転ばないコツ」と「注意する場所」を紹介いたします。
転ばないコツ
「できるだけ靴の底面を路面につけて歩く(かかとから踏み込まない)」
- 「ひざから下を路面に対して垂直に踏みおろして、体重はやや前にかける」
- 「小さな歩幅で歩く」
- 「時間に余裕をもって行動しゆっくり歩く」
特に注意する場所 - 「車道と歩道の境目」
- 「車道に向かう緩やかな斜面」
- 「横断歩道の白線の上」
- 「ロードヒーティングの切れ間」
- 「ツルツル路面の上に新しく雪が積もったところ」
- 「マンホールの溶けたくぼみ」
- 「乗り物にのるとき、おりるとき」
- 「建物に入った直後、特に床が落ちた雪で濡れているところ」
- 「車や人の往来が多く踏みかためられたところ」
そのほかに、転倒から身を守る方法として、 - 「頭を守るために帽子をかぶる」
- 「厚めの手袋をつける」
- 「カバンを持たず、リュックを背負うなどして両手をあける」
- 「足腰の不安な方は杖をつく」
などが考えられます。
皆さま、転んで怪我などされませぬようお気をつけください。
室蘭ひまわり薬局(薬剤師 はちや正洋)