新年明けましておめでとうございます。
日頃よりひまわり薬局9店舗と介護ショップ・ライフサポートひまわりをご利用いただきありがとうございます。
本年も安全・安心の医療と介護を引き続きご提供できるよう、職員一同努力してまいります。
また、医療・介護・福祉の充実のため、ともに活動し、ご支援頂いております患者様、地域の皆様に厚く感謝を申し上げます。
延期されたものの再来年4月には消費税の10%への引き上げが予定されています。
また、円安誘導政策により小麦粉や石油など原料を輸入し加工した製品の値上げが続いています。私達の生活は増々大変になることが予想されます。
このような社会のなかで未来を担う小中学生の就学援助世帯割合が15.64%(2012年)と過去最悪になりました。これでは経済的な理由によって必要な医療を受ける機会を失うかもしれません。このようなことがないようひまわり通信132号で紹介したように社会福祉法では無料低額診療事業という制度があり、全国558施設で延べ706万人(2012年)の方が利用しています。
この制度は病院での会計は無料もしくは減免されますが、調剤薬局での会計はその対象にはならない不十分なものです。しかし各地方自治体独自の助成制度の規定により高知・青森・旭川に続き苫小牧市でも2014年4月より薬局での会計に助成制度が適用となりました。
現在ひまわり薬局全店で無料低額診療の処方箋を受け入れていますが、薬局会計に助成があるのは苫小牧だけです。これを制度として対応を求める運動を皆様と一緒になって進めてまいります。
昨年暮れに衆議院選挙が終わったばかりですが、今年は統一地方選挙もあります。社会保障の財源といいながら大企業減税に使われている消費税増税をやめさせ、大企業の内部留保を社会に還元し、年金・医療・介護・福祉と社会保障の前進を勝ち取る絶好の機会です。皆様とともにその声を議会に届けましょう。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
苫小牧ひまわり薬局(薬局長 佐生 明雄)