「転ばないコツ」ツルツル路面にご注意を

コラム No.81 2005年発行

 
もうすぐ雪の季節です。雪が降って困るのは滑りやすくなったあのツルツルの道路ですね。どんなに注意していても、ステンと転んでしまう。そんな経験をたくさんの方がお持ちかと存じます。
転倒事故防止のために「転ばないコツ」と「注意する場所」を紹介いたします。

「転ばないコツ」
「できるだけ靴の底面を路面につけて歩く(かかとから踏み込まない)」
「滑りそうな道は小さな歩幅で」
更新履歴「ひざから下を路面に対して垂直に踏みおろして、体重はやや前にかける」

「注意する場所」
「車道と歩道の境目」
「車道に向かう緩やかな斜面」
「ロードヒーティングの切れ間」
「ツルツル路面の上に新しく雪が積もったところ」
「マンホールの溶けたくぼみ」
「乗り物にのるとき、おりるとき」
「建物に入った直後、特にタイルの上に靴から落ちた雪で濡れているところ」

そのほかに、「頭を守るために帽子をかぶる」「カバンを持たないでリュックを背負ってなるべく両手を開ける」「足腰の不安な方は杖をつく」「転んでしまったときにお尻の衝撃を吸収する下着をはく」などが考えられます。(冬の杖先の滑り止め、お尻の衝撃を吸収する下着は、伏古、菊水のライフサポートなどで販売いたしております)
皆さま、転んで怪我などされませぬようお気をつけ下さい。

薬剤師 はちや 正洋