新年明けましておめでとうございます

コラム No.82 2006年発行

 日頃から、ひまわり薬局、介護施設をご利用いただきありがとうございます。また、医療、介護、福祉の充実のため、ともに活動し、御支援いただいております患者様、地域の皆様に厚く感謝申し上げます。
 さて、皆様にとって、小泉改革の影響はどうでしょうか。
 とくに、大増税、医療福祉の切捨ては、私たちの生活を直撃するものです。
 昨年10月1日から介護保険法を改悪し、特別養護老人ホーム、老人保健施設、介護療養型病床の食費・居住費が全額利用者負担となりました。今年4月より現在要介護認定をうけている人々の一部において家事援助サービスなどの利用が制限されます。さらに今後政府が計画する医療制度の大改悪は、高齢者の患者負担を1割から2割へ(一定所得以上は2割から3割へ)、混合診療解禁など、高齢者・弱者を追い詰める政策の連続です。私たちはこれらの改悪に断固反対であり、患者様、地域の皆様とともに改悪を阻止する運動を進めていきます。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
 昨年は、JR西日本の脱線事故、航空各社の不祥事などが連続して発生し、あらためて安全、安心が問われた一年でした。私たちひまわり薬局は、医療における安全・安心の確保を最優先に考えており、安全文化を作り上げる努力をしています。
 また、ひまわり薬局では、平和憲法を守るため「九条の会」を立ち上げ、平和と憲法を守る運動に力を注いでいます。
 なお、医療・介護・福祉を前進させる新たな展開として、今年2月、室蘭市に室蘭ひまわり薬局を開局いたします。ご利用いただきたくご案内申し上げます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
                                           新道ひまわり薬局 薬局長 鈴間 清彦