ミネラル
特集 No.101 2009年発行
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(薬剤師 工藤 仁起子)
下剤でマグネシウム値が上がると新聞で見たのですが大丈夫でしょうか?
下剤でマグネシウム値が上がると新聞で見たのですが大丈夫でしょうか?
すべての下剤がマグネシウムと関係しているわけではありません。
下剤として使われる酸化マグネシウム製剤(マグミット、重質酸化マグネシウムなど)を長期服用していると、まれに血液中のマグネシウム値が通常より高くなることがあります。
腎臓病のある方や高齢者の方では高くなりやすいとされています。あまり高くなりすぎると、吐き気、だるさ、手足のしびれ、頭が重い、呼吸が苦しいなどの症状が出ることもあります。
これらの薬を服用していて気になることがある場合には、定期的にマグネシウムの検査をしてもらうなど、主治医とよく相談されることをおすすめします。
(薬剤師 野村 充代)