糖尿病治療薬

特集 No.120 2012年7月発行

今回は糖尿病の治療に使われる、のみ薬についてのお話です。

 糖のながれとインスリンの効果


糖のながれとインスリンの効果

 お薬の効き方やお薬が作用するからだの場所、注意点など


お薬の効き方やお薬が作用するからだの場所、注意点など

一に食事、二に運動。三、四がなくて、五に薬!!
お薬を飲んでいるからと言って食事療法や運動療法をおろそかにしてしまうと血糖値が高くなってしまい、お薬の効き目も悪くなります。また、お薬によっては、肝臓や筋肉に蓄えきれなかった余分な糖を脂肪に変えてしまうので、肥満の原因となってしまうこともあります。
お薬を続けていても、『食事療法』と『運動療法』の基礎を守りましょう。


糖尿病のお薬でインクレチン関連薬というものがあると聞きました。
インクレチンとはなんですか?

食事をすると小腸から分泌されるホルモンです。血糖値が高い時だけ、インスリンの分泌を促します。2型糖尿病では、インクレチンの働きが弱くなっていると言われています。
インクレチンの働きを高め、血糖値を下げる薬がインクレチン関連薬です。のみ薬ではDPP-4阻害薬(ジャヌビア®、エクア®など)が当てはまります。低血糖を起こしにくいお薬と言われていますが、インスリンや他のお薬との併用で低血糖を起こすことがあります。

(院所によっては使われていない薬もあります)

(薬剤師 長谷川 志奈)