骨粗鬆症
特集 No.92 2007年発行
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(薬剤師 吉嶋 はるみ)
運動は骨粗鬆症に効果はありますか?
運動は骨粗鬆症に効果はありますか?
骨粗鬆症には薬物療法の他に運動による治療がお勧めです。適度な運動は骨の新陳代謝を活発にします。またカルシウムを骨に定着するのを助け、骨を作る働きを活発にして骨量を増加させます。そして筋力がつくことで転倒の予防になります。 週に3回以上、30分~1時間位の運動が良いとされています。運動の種類としては「かかと落とし運動」や、「踏み台昇降運動」などがあります。 運動の負荷を段階的に強めたり、回数を増やすことで徐々に運動に慣れて行きましょう。ただし、 | |
1.高血圧の人 2.心肺機能に異常がある人 3.骨折したり、発熱がある人 4.体に痛みがある人、その他の病気で治療中の人 | |
には激しい運動は勧められません。また運動の種類も様々なものがありますので、医師に相談してから始めて下さい。 正しい運動習慣を身につけ骨を強くし、転びにくい身体作りをしていきましょう。 | |
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(薬剤師 中山 春香)