新年のごあいさつ

コラム No.202 2026年1月発行

あけましておめでとうございます。

日頃よりひまわり薬局と介護ショップ・ライフサポートひまわりをご利用いただきありがとうございます。

あわせて、医療・介護・福祉の充実のため、共に活動しご支援をいただいております患者様、地域の皆様に感謝を申し上げます。

本年も職員一同、安心・安全の医療と介護を提供できるよう努力してまいります。

昨年は四半世紀ぶりに連立政権の枠組みが変わりました。昨今の物価高に対する様々な政策も議論され、長きにわたりガソリン税に上乗せされていた暫定税率も廃止されました。


その一方で、医療費削減の手段としてOTC類似薬の患者負担の増加や70歳以上の方が医療機関の窓口で支払う医療費負担について、現役世代と同様の3割とする対象者の拡大など、我々の負担増となる社会保障制度改革も検討されています。


医師の処方にもとづき病院や薬局で出される医療用医薬品の中で、市販の薬と同じような効能をもつ「OTC類似薬」については、患者に追加負担を求める方向へと検討が進められています。


これは、経済的な事情による健康や医療の格差を引き起こす重大な問題です。

また、医療費削減の議論ありきではなく、国民皆保険制度のもとで、すべての国民が病気の治療に必要な薬は保険診療でまかなうことが必要なのではないでしょうか。

梅とうぐいす

近年医療機関・薬局の経営状況が非常に厳しくなっており、ニュースやポスターを目にすることもあると思います。

医療機関の業務が正しく評価され、地域に必要な病院や薬局、介護施設がなくなることがないよう、今年も皆様と共に歩んでいきたく存じます。


本年もどうぞよろしくお願いいたします。

(北区ひまわり薬局 事務長 川辺 惠介)

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