民医連北海道東北地協主催『平和憲法を守り活かそう』学習会に参加しました
2022年4月19日
トピックス
2022年3月15日、zoomによるオンラインで『平和憲法を守り活かそう』のweb学習会が開催されました。全日本民医連の憲法闘争本部事務局長である山本淑子氏を講師に迎え、憲法・コロナ禍での医療の現状、私たちがすべきことについてお話いただきました。
憲法の前文には「民主主義」・「国際平和主義」・「主権在民主義」が明記されており、憲法を変える時・解釈をする時に、上記の3つの権利が守られなければならないというお話がありました。憲法第9条の「戦力の放棄と戦争の放棄」のお話を絡めながら、やはり戦争は基本的人権を破壊してしまうものであると話されました。
基本的人権が大切な中で、昨今のコロナ禍において人々の「いのち」がどのような現状であるかの実例として困窮事例報告がありました。失業による収入減少、それに伴う保険資格失効による受診控え、生活保護基準以下での生活者の増加などが挙げられました。
しかし、そのような「いのち」の危機がある中で、2022年度予算案では、診療報酬の削減や75歳以上の窓口負担割合を2割に上げるなど社会保障費を抑制する一方で、軍事強化や防衛費が過去最大の予算となっているとの指摘もありました。
最後にロシアのウクライナ軍事侵攻を交えながら、日本を戦争をする国にさせない、憲法9条を改憲させないためには、私たち民医連職員が今後何をすべきかとの話がありました。①署名活動を行い、多くの声や思いを集め・国に届けること、②改憲を目論む議員や議席を、今年の夏の参院選で2/3以上にさせないことが大事であるとの話がありました。
私たち一人一人が考え、声を上げ、行動を起こしていくことが大事だと感じました。
ライフサポートひまわり(M.A)