4年ぶりに初期研修世代自主交流会を集合開催しました!
6月17日(土)に初期研修世代自主交流会を開催しました。前回はコロナ禍でオンラインでの開催でしたが、今年は4年ぶりに
集合での開催となりました。なお、当社の初期研修世代は1~4年目の職員としており、総勢20名にもなります。今回はそのうち
17名が参加し交流しました。
最初に、北健友社の代表取締役社長である安田豊氏から「災害時の薬剤師の役割」を中心に、東日本大震災など民医連が災害時
に奮闘してきた取り組みが紹介されました。災害時は医薬品の不足、停電により電子カルテが閲覧できず、お薬手帳も紛失され
薬剤服用歴が分からない等、日常では考えられない困難に直面し、医療チームの中で薬に関しては薬剤師がイニシアチブを発揮
する様子が報告されました。全国各地で大規模な災害が頻発しており、医療従事者として日頃からの備えが重要であることを痛
感しました。
続いて2人の先輩職員から「3年前のわたし、3年後のわたし」と題し講演してもらいました。入職してからの3年間、経験を重
ねることでコミュニケーション力を身に付けてきたこと、今後は自分から成長する機会を見つけていきたいと話されました。また、
異動の経験や教えられる立場から教える立場への変化、垂直思考(ロジカルシンキング)から水平思考(ラテラルシンキング)へ
の考え方の転換など、わかりやすく話されました。
講演の後はグループ内の交流を深めるためのアイスブレイクを行いました。緊張もほぐれたところで行ったSGDでは、「2年
後に向けた目標」設定を行い、4年目職員が進行役を担い、目標の設定むけて経験が浅い職員をリードしていました。グループ発
表では、スキルアップに向けて「色々な知識や技術を身に付ける」や、自身の成長のために「多職種と連携する」「主体的に動く」
などの目標が出されました。民医連職員として「民医連活動を経験する」「無差別平等の医療・福祉の提供」という目標も出され、
どのグループの発表も素晴らしい内容でした。
参加した職員からは、「久々に集合して、仲間と顔を合わせて交流できて良かった」、「近い世代の仲間が同じように悩み、頑
張っていることが実感できた」という意見が多く、今回集合して研修できたことはとても有意義でした。
(教育学習委員会 A.M)