2023 薬学生のつどい in 山形・福島が開催されました
9/9(土)に、北海道・東北の民医連の奨学生を対象とした「薬学生のつどい」をWEB開催しました。薬学生の参加は全体
で20名となり、北海道からは当社の奨学生8名が参加しました。
今回は、「人権について~より良い人間関係を築くために~」をテーマに学習と交流を深めました。記念講演は、岡山県
労働者学習協会事務局長である長久啓太氏より、マイクロアグレッションやLGBTQに触れながら人権について話していただ
きました。参加者からは、普段人権について考える機会がなかったのでとても勉強になった、無意識のうちに差別や偏見を
持っていることに気付かされた、人と向き合う職業を目指す者として講演で学んだことを活かしていきたい、などの感想が
寄せられました。
その後ブレイクアウトルームを作り、グループディスカッションをしました。学生たちは、マイクロアグレッションやLGB
TQについて学ぶことが初めてという参加者が多く、他の人の意見や考えを聞くことで自分の考えを整理することができたり、
新たな気づきにつなげることができたようでした。
初めて参加する学生も多かったのですが、アイスブレイクやグループ対抗のクイズなどで参加者の交流を深めることを意識
したことで、和やかな雰囲気で開催できたと思います。また、主催地のスイーツを参加者に送ることで、WEB開催であっても
現地である山形・福島のフィールドを感じることができました。お昼休みには、学生から薬剤師として働く職員に仕事のこと
を聞いたり、学生の悩みを相談する時間を作り大いに盛り上がりました。
来年は、現地に直接行ってたくさんのことを学び、語り合いたいという参加者からの意見も多かったので、コロナの終息を
願いつつ、現地開催ができるような準備を進めていきたいと思います。
(薬学生のつどい実行委員 T.H)