ラジオ体操で体を動かしてみませんか?

コラム No.151 2017年7月発行

ラジオ体操のスタンプカード

夏休みといえば、ラジオ体操ですね。普段なかなか運動する機会がないという方は、硬くなった体をほぐすのにラジオ体操を行ってみるのはいかがでしょうか。


ラジオ体操は3分ほどの体操ですが、この短い時間に腕を回したり、体を横に曲げたりといった13種類の運動ができるように構成されています。正しく行えば、血行が促進されることで末梢循環を良くして冷えを改善したり、筋肉が鍛えられることで姿勢を整えたり、体を反ったりねじったりすることで腸の運動を刺激して便通を良くするなどの効果を期待することができます。


1日で体温がもっとも高い16~18時に行うと、体を動かしやすく消費カロリーも高くなります。また、子供たちが夏休みの間は、朝のラジオ体操に参加してみるのもいいでしょう。体を動かすことで、気分転換にもなります。一見楽な体操に思えますが、実際にやってみると息が上がったり、筋肉痛になったりと、運動不足の方には十分な運動量があります。ラジオ体操第一は、どの年代の方でもできるように考えられた内容となっており、リズムに合わせて体全体の筋肉や関節をバランスよく動かすように作られています。
室内でも気軽にできるラジオ体操を続けてみませんか。

(薬剤師 藤井 幸恵)

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