アロマセラピーとエッセンシャルオイル(精油)

コラム No.170 2020年9月発行

新型コロナウイルスの影響により行動自粛を続けている方も多いと思われますが、皆さんはどうお過ごしでしょうか。

思うように外出できず、憂うつになっている方もいるかもしれません。

そこで自宅での生活に少しでも楽しみと安らぎを与えるアロマセラピーを試してみるのはいかがでしょうか。


今回はアロマセラピーの効果、方法、種類や注意する点についてご紹介したいと思います。
アロマセラピーとは植物から抽出した香り成分であるエッセンシャルオイル(以下精油)を美容と健康に役立てていく自然療法です。

花の香りやフルーツの香り、木の香りなどがあり、それらの香りは私たちの心や身体にさまざまな影響を与えます。

精油は花や葉、果皮、根などを蒸したり皮を搾ったりして抽出します。

アロマセラピーの楽しみ方には、ティッシュペーパーやハンカチに1〜2適垂らしてデスクや枕元に置いたり、またはアロマポットを使用して精油を拡散する芳香浴法という方法があります。


精油には様々な種類があります。有名なものとしてラベンダーがあります。

ラベンダーは鎮静作用があり、ストレスで緊張した心と身体をリラックスさせます。

他にもペパーミントやオレンジ・スイートといったストレスや緊張を緩めたり神経疲労を和らげ、睡眠効果を促す香りもあります。


精油を扱う際に以下の点に注意しましょう。

  • 原液を皮膚につけない(皮膚への刺激が強く、赤くなったりヒリヒリすることがある)
    ※誤って原液が直接皮膚についた場合はすぐに水で洗い流してください。
  • 可燃性なので火に近づけない
  • 飲まない、目に入れない


健康状態や体質に注意を払い、過度の効果を期待せず、安全にアロマセラピーを楽しみましょう。

参考文献:(公社)日本アロマ環境協会


(事務 島津 将士)

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