コーヒーと紅茶の効能をご存知ですか?

コラム No.188 2023年9月発行

みなさんはコーヒーや紅茶を飲みますか?

食後の一服など飲む機会は多いと思いますが、身体にどんな影響があるのでしょうか。
今回コーヒーはブラック、紅茶はストレートティーの効能についてお話します。

コーヒーや紅茶に含まれるカフェインには「覚醒作用」があることはよく知られていますが、「集中力」「記憶力」を高める効果もあるので、これから仕事や勉強をしようという場合には有効です。


カフェインの含有量は、コーヒー1杯180mlあたり約100mg、同じく紅茶1杯180mlに約50mgとなっています。

カフェイン摂取量は成人で1日約400mgまでなので、コーヒーは1日3~4杯、紅茶は1日7~8杯、妊婦の方は1~2杯が目安です。

カフェイン以外では、コーヒーにはクロロゲン酸、紅茶にはカテキンと呼ばれるポリフェノールが含まれています。

クロロゲン酸には抗菌作用の他、食後の血糖値上昇を抑える作用や、脂肪の燃焼を促す作用など生活習慣病を予防する効能があると言われています。

一方で胃液の分泌を促すため、空腹時に飲むと胃が荒れることがあるのでご注意ください。


カテキンにも抗菌作用があるほか、コレステロール値を下げる作用や血糖値上昇を抑制する作用が知られています。

紅茶にはカルシウムやカリウムなどのミネラルの他、ビタミンも含まれているのが特徴です。

このように様々な効能がありますので、みなさんも楽しめる範囲でたしなんでみてください。

ちなみに、ミルクや砂糖を加えると飲みやすくなりますが、摂取カロリーが増えてしまいますので注意が必要です。


※上記は、健康効果があることを保証するものではありませんので、予めご承知ください。

(事務 松崎 彰)

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