新年の挨拶
コラム No.196 2025年1月発行
新年あけましておめでとうございます。
日頃よりひまわり薬局と介護ショップライフサポートひまわりをご利用いただきありがとうございます。
本年も安心、安全の医療と介護を引き続き提供できるよう職員一同努力してまいります。
また、医療、介護、福祉の充実のため、ともに活動し、支援いただいている事に患者さん、地域の皆さんに感謝を申し上げます。
12月2日よりマイナ保険証一本化により新規に健康保険証が発行されなくなりましたが、現行の健康保険証は最長で1年間使用でき、そのあとも「資格確認証」が交付されます。
マイナ保険証の利用率は2024年9月現在で13.87%と低く、多くの人は従来の健康保険証を使っています。
ひまわり薬局は政府方針に反対していますが、保険証の確認は薬局でも必要と指導されているため、やむを得ず患者さんにマイナ保険証の提示を求めています。ひまわり薬局では引き続き従来の健康保険証の廃止撤回を求めていきます。
また診療報酬改定で、昨年10月から「ジェネリック医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養制度」というものが導入され、患者さんの希望で先発医薬品を選んだ場合、特別の料金として薬価の差額の一部(選定療養費)を患者さんが負担しなければならなくなりました。
医療費の削減と後発医薬品の普及促進という名目ですが、保険診療の場に保険外自己負担の制度を持ち込む今回の改悪は許されるものではありません。
昨年の10月に衆議院総選挙が行われましたが、野党が躍進し与党が過半数を維持できませんでした。これをきっかけに医療や介護をはじめ、すべてが良い方向に向かっていくことを期待したいです。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
(室蘭ひまわり薬局 薬局長 片野 智)
※記載された情報は発行日時点の情報です。
ご覧になった時点と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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