全日本民医連 平和活動交流集会 に参加しました!

トピックス 2013年6月15日 トピックス

2013年5月、全日本民医連主催の平和活動交流集会に参加しました。開催地は神奈川。全国各地から民医連の仲間が集まりました。

テーマは『どうなの安保?どうする米軍基地。
神奈川の実態から学び、平和と憲法の発信者になろう!』
この集会のフィールドワークについて報告します。

横須賀軍港~池子米軍住宅~厚木基地
 神奈川県の横須賀には自衛亭と米軍の海軍基地があります。横須賀では米兵やその家族が利用するバーやレストランが多くあり、酔ったアメリカ人による犯罪が起きており、横須賀に暮らす人もそれを恐れています。

 厚木基地には米軍の航空部隊が駐留し、『タッチアンドゴー』という離発着訓練をしています。離発着を繰り返すため戦闘機の騒音が基地周辺で問題となっています。
 厚木基地の隣には『ゆとりの森』という大きな公園があります。この日は土曜日だったため多くの家族連れで公園は賑わっていました。遊具で飛び跳ねたり、少年サッカーの試合が行われていたり・・・
 突然『ゴォォォ-ッ』という爆音とともに戦闘機が上空を飛び去っていきました。私たちは皆空を見上げてあっけにとられていました。ところが、反射的に空を見上げていたのは私たちだけで、公園に来ている人たちは驚いていません!沖縄から来たメンバーは『沖縄も驚く人は少ない。みんな慣れてしまっているからかもしれない。』
 『米軍基地が身近にあると、基地のある生活に溶け込んでしまう。そして、基地のない土地にいる私たちも在留米軍がいることを当たり前と感じて、心のどこかで慣れてしまっていたのではないか?』という問題意識を感じました。日常や生活の中に戦争が隣り合っている現実に対して意識的になることが大切だと強く感じました。

(2年目事務職員 T・Y)