2013年薬害根絶デーin札幌

イベント 2013年8月30日 トピックス

1999年8月24日、厚生労働省の一隅に「薬害根絶 誓いの碑」が建立されました。この8月24日を「薬害根絶の日」として、毎年この時期に、厚生労働省をはじめ全国各地で薬害根絶のための集会が行われています。

札幌では、今年も北海道薬剤師会の後援をいただき実行委員会主催による街頭宣伝行動と講演会を行いました。
街頭宣伝では薬害肝炎と薬害エイズの被害者がマイクを握り、「薬害のない明るい未来へ」と書かれた薬害年表入りのうちわを配って市民に訴えました。

集会には薬害オンブズパースン会議のメンバーで薬剤師の野田邦子さんを埼玉からお招きし、「子宮頸がんワクチンの特徴と問題点」と題した講演会を行いました。
野田さんは、ワクチンとはどういうものか?ヒトパピローマウィルスとはどういうウィルスで子宮頸がんとどう関連するのか?そもそもこのワクチンの効果に疑問があるのではないか?といった内容のお話を、段階的にわかりやすく示してくださいました。やや専門的な内容で難しいところもありましたが、60名程の市民が参加し、アジュバントとは何か?すでにワクチンを打ってしまったが副作用の心配はないのか?など活発な質疑が行われました。

毎年薬害根絶デーのイベントを行ってきて今年の集会は14回目です。カンパをいただいた皆様に深謝いたします。今後も地道に活動を継続していきたいと思っています。

  薬害根絶デー実行委員会 M・N(東区ひまわり薬局 薬局長)