薬学奨学生 冬の研修会を開催しました

奨学生活動 2018年12月28日 トピックス


12月8日(土)から9日(日)の2日間、薬学奨学生冬の研修会を実施しました。

ひまわり薬局の薬学奨学生は年に1度、1泊2日の研修で札幌市外の地方診療所の見学をしています。


今年は、芦別市にある勤医協芦別平和診療所へ行きました。

かつて炭鉱の町だった芦別市では、炭鉱労働で肺を病んでしまったり、長年の重機の使用で体に負荷をかけたことで、リハビリが必要な方々がいます。

診療所では、旧炭鉱労働者の方々が使用する吸入器やリハビリ用の器具を見せてもらうことができました。


診療所の堀毛清史所長からは、地域包括ケアについて講義をしていただきました。

患者さんに寄り添う民医連の地域包括ケアの実践について、事例を交えながら紹介していただきました。

地方都市の人口減少などが地域医療に与える深刻な影響についても聞いた学生たちからは「これからは社会問題にも目を向けていきたい」「地域包括ケアの実践に関わる話が聞けて勉強になった」といった感想が出されました。


講義が終わった後は交流会です。

宿泊したホテルに併設された体育館で、学生と職員が3チームに分かれ、ミニバレーとバドミントンをしました。

各チーム実力が拮抗していたので、接戦までもつれる試合も多く、楽しく汗を流すことができました。

2種目を終えた後は、温泉で疲れを癒しました。


夕食を食べた後は、客室に集まってお菓子を食べながら人狼ゲームをしました。

人狼ゲーム以外にも、勉強や「愛とは何か(?)」などの話題で盛り上がりました。


翌朝は、外を見ると快晴でとっても綺麗な雪景色が広がっていました。


例年1泊2日の研修会は夏の暖かい時期に開催し、バーベキューやラフティングなどを実施するのですが、今年は北海道胆振東部地震の影響で延期され、冬の開催となりました。

温泉でゆっくりできたのは良かったですが、2019年は夏休みに開催して、夏のアクティビティーも満喫する予定です。





ひまわり薬局は返済免除規定のある奨学貸付金制度で薬剤師を目指す薬学生を応援しています。

現在30名の薬学生がひまわり薬局の奨学金制度を活用しています。

年度途中からの申し込みも受け付けていますので、ご興味がある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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(保健企画本部 やま)