４月２２日(木）に６年生の奨学生を対象にした薬局見学会を東区薬局で開催しました。

新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、感染予防対策を徹底する制限つきの開催でしたが、１年後に働くイメージを持ってもらう貴重な機会となりました。

はじめに、病院の薬剤部副部長より「病院薬剤師について」オンラインで講演をしてもらいました。病院薬剤師の業務や働き方、他職種との連携、民医連医療機関としての役割など具体的に話していただき、学生からは「病院の薬剤師業務を具体的に知る事ができて良かった」と感想が出されました。

続いて、ＤＩ（ドラッグインフォメーション）業務について担当薬剤師から話をしてもらいました。実際に使用している資料から紐解き、副作用の情報収集や患者さんからの情報を基にそれぞれの症例、治療法を学習、職員間で情報共有している内容などを説明しました。学生からは「座学や実習などで触れてきたが、実際に使っている資料を見ることができて良かった」「患者さんが安全に医薬品を使用するためのとても大切な活動だと感じた」などの感想が寄せられました。

その後、密にならないよう細心の注意を払いつつ薬局内を見学、ロボピック（錠剤ＰＴＰシート自動払出装置）の動きや薬歴システムの説明がありました。

最後に、現役若手薬剤師と懇談を行い、職場の雰囲気や仕事の内容について、国試に向けての勉強法や勉強で困ったことなど実体験から具体的なアドバイスをもらうことができました。学生からは「国試を頑張って乗り越えます！」と決意表明をしてもらいました。

ひまわり薬局は返済免除規定のある奨学貸付金制度で薬剤師を目指す薬学生を応援しています。

現在２０名の薬学生がひまわり薬局の奨学金制度を活用しています。

年度途中からの申し込みも受け付けていますので、ご興味がある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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（保健企画本部　薬学対担当）