初期研修世代自主交流会を開催しました

イベント 2021年7月6日 トピックス

 2021年6月19日(土)に北海道保健企画の1年目~4年目の職員を対象とした「初期研修世代自主交流会」を開催しました。1年目が4名、2年目が9名、3年目が2名、4年目が5名の合計20名が参加しました。各事業所をZOOMでつなぎ、可能な限り一人一端末での参加として感染予防に努めました。


 まず記念講演として、勤医協中央病院薬剤部副部長より「私と民医連」について講演いただきました。続いて「3年前の私、3年後の私」と題して先輩薬剤師、先輩事務員からそれぞれの視点で講演してもらいました。


~私と民医連~

 勤医協中央病院薬剤副部長からは、薬剤師として薬局と病院を経験する中で感じたことや、原水爆禁止世界大会・NPT(核兵器不拡散条約)再検討会議へ参加し、核兵器をなくしていきたいという想いを強くしたことなどが紹介されました。また、行動することの大切さとそこから得られる経験が今後に活かされてくる、薬剤師と事務で横のつながりを大切にして不得手を補える関係を作っていってほしいと激励のメッセージを送っていただきました。


~3年前の私、3年後の私~

 先輩職員からは、初期世代の不安や悩みに寄り添った講演をしてもらいました。

薬剤師の先輩からは、入職してからの苦労や異動の不安をどう解消していったのか、今はうまくいかない仕事でも必ずできるようになり、それが成長の証となる、一緒に成長していきましょうと励ましてくれました。

事務員の先輩からは、「あるラバイの最悪で最良の災難」という小話を紹介。「どんな災難があろうと希望を見失ってはいけない」「最悪のことが最良であると信じなければいけない」と、前向きに考えることの大切さと、自分の考え方ひとつで状況を変えることができるということを学びました。


~グループワーク~

 最後にブレイクアウトルーム機能を使い、4つのグループに分かれて講演の感想交流と、3年後になりたい自分について話し合いを行いました。

 コロナ禍のため、他の事業所の同世代と交流することが難しく、入社して初めて話す先輩・後輩がいたり、同期の顔を見たのは入社式以来のといった状況でしたが、「顔を見て話すことができて良かった」「年齢や職種が違うことで、自分とは違った見方や考え方があることを知ることができて良かった」などの感想がありました。本来対面での開催が望ましい企画ですが、ZOOMによるオンライン開催でも有意義なグループワークができ、今後につながる交流会となりました。


(教育学習委員会 事務局長 H)