2021年8月22日、薬害根絶デーin札幌集会が開催され、北海道保健企画からは職員１３名が参加しました。

　今年の集会は新型コロナウイルス感染拡大を防止する観点からZoomを活用したオンライン開催となり、配信会場となった当社の本部会議室とオンライン参加者合わせて７８名が参加しました。

　集会前に札幌駅前で街頭宣伝行動（写真右上）が行われ、薬害被害者と支援者が薬害根絶の声をあげました。感染予防対策に充分注意しながら、薬害根絶うちわ・宣伝用マスクやリーフレットなどのグッズが入った袋を配布し、道行く市民へ訴えました。

　宣伝後には、今年第２２回目となる交流集会が開催されました。
　最初に学習講演として、今最も注目されている「新型コロナワクチンの副反応」について東京理科大学薬学部の佐藤嗣道先生にご講演いただきました。新型コロナワクチンの種類やその仕組み、各種詳細なデータに基づく分析が話されました。ワクチン接種後の副反応に関しては接種後の死亡事例、因果関係の評価についての厚労省の考え方などに触れ、接種者への「自由な選択のための情報提供」が最も重要であると話されました。科学的根拠に基づく講演に参加者した職員も真剣な眼差しで聞き入っていました。

　講演後には、薬害被害者の方から薬害根絶への思いをリレートーク形式で話していただきました。これまでの歴史の中で様々な薬害が発生していますが、被害者の方が苦しんでいることを絶対に忘れてはならないし、あらたな薬害を起こしてはならないことを参加した職員一同心に刻み込みました。

　薬害根絶デーの活動は有志による募金で賄われています。今年もたくさんのご支援をいただきありがとうございました。

（本社事務局Ｍ．Ａ）