北海道民医連が主催し、全２回の２回目となる今回の集合研修は「ＤＩ業務について」をテーマに開催されました。今回は新型コロナ感染対策のため１つの場所に集合せずＷＥＢ開催され、北海道保健企画からも今年入社した薬剤師５名が参加しました。

　主な内容として医薬品について情報収集の仕方、副作用に関する聞き取りや聞き取る上で大切なこと、副作用モニター報告の書き方について学ぶことができました。

　半日の研修を通して、同期の薬剤師と意見交換ができたり現在抱えているそれぞれの悩みについて共有したり、またその悩みについて先輩薬剤師からアドバイスを頂けたりととても充実した時間を過ごせたと感じました。特に同期との悩みの共有について、自分が抱えていた内容と同じことを感じている人も多く、悩んでいるのは自分だけではないと知ることができました。また自分が経験していない内容について、もし自分が同じ事例に遭遇したら自分ならどうするか考える良い機会になったと思います。

　私自身の悩みの1つとして、副作用の転帰の聞き取りについて患者さん側がはっきり覚えていないことがあるなど、聞き取りが難しいなと感じていました。先輩薬剤師からアドバイスを頂き、転帰を聞きとる際は”このぐらいの時期にこういった症状はなかったか？”など具体的な時期と症状をこちらから提示すると相手側も答えやすいと教えていただきました。

　これからもたくさん経験を積み、日々知識を身につける必要があると感じました。今後も毎日の業務を通して精進していきたいと思います。

　また副作用モニター報告についても、まだ自分自身で書いたことがないのでとても参考になりました。機会があれば是非挑戦したいと思いました。

（菊水ひまわり薬局　薬剤師　T.K）