ひまわり薬局1年目薬剤師研修会に参加しました

薬剤師の皆さま 2022年4月19日 トピックス


 2022年3月19日に北海道保健企画の1年目薬剤師研修会が開催されました。コロナ禍ではありましたが、十分な感染対策を講じたうえで久しぶりの集合研修となり、薬剤師4名が参加しました。今回の研修では「ひまわり薬局のシステムについて」野村社長から直々に講演いただきました。

 主な内容として処方箋の入力をするうえで必須となる医薬品マスターの登録方法、薬剤の相互作用エラーのかけ方などについて学びました。

 半日の研修の中で最も印象に残っていることは、薬剤の相互作用エラーには少なからず抜け穴があり、システムだけに頼らずしっかりと自分の知識をもって、業務に取り組むことが重要であると再度気づかされたことです。患者さんひとりひとりにかけられた副作用情報などのコードと、成分コードはエラーとして表示されますが、薬品群コードでは一部エラーがかからず表示されない場合があることを学びました。成分が異なっていても同じ薬効分類の薬剤ならば同様の副作用がでる可能性が考えられるため、調剤時はエラーだけに頼らず、薬歴の注記やコメントをしっかり確認し、そのうえで相互作用などがないか確認することが重要だと再認識することができ、身を引き締める良い機会になりました。

 またこの研修がきっかけで同期の薬剤師と入社式以来に集まることができ、仕事の現状や悩みなどを共有することができました。お互いに成長した部分もあれば力不足な部分も多いと実感しましたが、同期の仲間と切磋琢磨し合うことで今後も成長していきたいと思います。

 今回の研修で学んだシステムに関してはまだまだ理解不足なところが多いですが、マスター担当になった際は学んだことを生かして、業務に取り組みたいと思います。


(東区ひまわり薬局 薬剤師 R.N)