日本臨床腫瘍薬学会JASPO2023に参加しました

薬剤師の皆さま 2023年3月7日 トピックス


 2023年3月4日(土)~5日(日)の2日間、名古屋国際会議場において「日本臨床腫瘍薬学会学術大会2023」が開催され、東区ひまわり薬局の研究【外来がん化学療法患者に対する薬局薬剤師の取り組み~特定薬剤管理指導加算2の有用性の検討~】のポスター発表を行ってきました。

 JASPOはがん薬物療法に関する学術研究など関連領域にかかわる薬剤師が集まる学会で、会員の約3割は保険薬局薬剤師です。外来でがん治療を行う患者を支える地域医療連携や、がん薬物治療と副作用マネジメント、支持療法などのシンポジウムや講演を拝聴し、がん患者に寄り添うかかりつけ薬剤師・かかりつけ薬局が全国で活躍している姿を実感してきました。

 化学療法誘発性悪心嘔吐CINVや末梢神経障害CIPNの支持療法セミナーでは、会場が満席で立ちスペースも無い程でしたが、エビデンスに基づく対策や介入症例を学ぶことができました。がん患者さんの生活を考え支えていく地域の薬局として、これからもフォローアップで早期対応と処方提案を継続しよう!専門医療機関連携薬局取得を目指していきたい!そんな思いで札幌に帰ってきました。


(東区ひまわり薬局 薬剤師 H.S)