北海道民医連 病院・保険薬局合同見学説明会を開催しました。
11月25日(土)に薬学生を対象とした病院・保険薬局合同見学説明会を開催しました。当日は、学生3名と北海道民医連に
加盟する病院と保険薬局合わせて6法人が参加しました。コロナが5類に移行したことで数年ぶりの開催となります。
開会のあいさつのあと、薬局・病院の順で各施設を見学しました。菊水ひまわり薬局では、最新の錠剤分包機と薬剤監査システ
ムを導入したこともあり、実際に稼働させてみると学生はとても興味深そうに見ていました。その他に、耳の聞こえない患者さん
に手話通訳しながらお薬をお渡ししていることや、患者さん宅に訪問して薬を届けている在宅訪問について薬局の職員から話して
もらいました。
病院では、多くの注射剤や麻薬があることや、病棟にいる入院中の患者さんのところに直接薬の説明に行くことがあることを学
びました。また、担当した職員が手洗いの重要性を話した際に、手洗いの時間を泡の色の変化(紫色に変化)でお知らせしてくれ
るハンドソープを使うと、学生は非常に興味を持って話しを聞いていました。感染対策をしっかり時間をかけて行うことの大切さ
を学びました。
見学が終わり会場に戻ってから、北海道民医連に所属する道内各地の病院、薬局の活動について各法人の担当者にお話しをして
もらいました。チーム医療に取り組んでいること、地域に根ざした病院、薬局づくりを目指していることや、いつでも患者さんに
寄り添い無差別平等の医療を提供する民医連の医療機関として、広い北海道の中でも連帯して活動していることを理解してもらえ
たのではないかと思います。
(本部事務局 T.H)