第４９回民医連全道ジャンボリーに参加しました！

　２０２３年３月４日（土）第４９回民医連全道ジャンボリーが開催されました。今年は「繋ぐ～あらゆる人の架け橋へ～」というテーマで主にＬＧＢＴＱについて学びました。参加者数は全道から１００名近くとなり、１０の班に分かれて交流しました。私は今回初めての全道ジャンボリー参加でしたが、充実したものとなりました。

　自己紹介を行った後、ＬＧＢＴＱについて３つの講演を聞きました。最初の講演の中でＬＧＢＴＱについての簡単なテストがありましたが、分からない所も多くまだまだ知識不足なのだと強く感じました。続いて性自認は男性だが戸籍上は女性というトランスジェンダーの方から話を聞き、日々の生活で女性として生きることへの葛藤やどのような治療を行ったなど話していただきました。また、私の周りにはＬＧＢＴＱの方はいないと思っていましたが、「いないのではなく見えないだけ」という話を聞き、知らないだけで周りにいるかもしれないと考えられるようになりました。Ｘジェンダーの方の講演では、セクシュアリティについて知るまで周囲との違いに悩んでいたことや、なかなかカミングアウトできないことでも悩んできたのだと知ることができました。

　講演の後は、班に分かれてディスカッションを行いました。「ＬＧＢＴＱの方には戸籍を変えていない方もいるが、保険証の本人確認をすると周囲の人に聞かれてしまうかもしれない。そういった際にどのように聞いてあげるといいのか」という課題について話し合いました。班の方からは「声を小さめに聞く」「紙などを使って声を出さずに確認できるようにする」などの意見があり、とても参考になりました。

　今回の全道ジャンボリーは、オンライン開催だったため交流が難しい部分もあり、次回の開催では対面で交流してみたいと思いました。ＬＧＢＴＱについてとても深く学ぶことができたので、業務にも活かしていきたいと感じました。

（ライフサポートひまわり　Ｋ．H）