2023年度　初期研修世代自主交流会に参加しました

　6/17、1年目から4年目までの職員を対象とした初期研修世代自主交流会に参加しました。

　記念講演は、旭川で調剤薬局を経営している北健友社代表取締役社長の安田豊氏より、東日本大震災の救援ボランティアのお話

を聞きました。被災によりお薬手帳を紛失してしまい、服用しているお薬を特定することが難しいこと、届いた物資の中から使用

できる医薬品を選定する大変さなど災害時ならではの問題を知ることができました。災害時は、得られる情報が少ないことから改

めてお薬手帳の重要性を再確認でき、医薬品を確保し必要な医療を提供することの大変さや、災害時に備えた薬剤師の資格がある

ことを学ぶことができました。そして、民医連職員としてこういった災害が起きたとき自分に何ができるのかを考えるきっかけに

なりました。

　5～6年目の先輩職員からの講演では、「3年前のわたし、3年後のわたし」と題して、入職時からどういった経験や苦労を重ねて

きたのか、そこからどういった成長をしたのかについてお話をしてもらいました。入職して4年目になりますが、いまだに電話対応

や人前で発言することに苦手意識があります。もっと現場経験を積み自分に自信を持つことで成長していきたいと思いました。

　その後のグループワークでは、「どんな民医連職員になりたいか、2年後になりたい自分」について話し合いました。私のグループ

では、他職種連携を進めていくことの大切さは理解できるが、上手にコミュニケーションが取れないことに悩みを感じているメンバー

が多かったことから、より良い関係を築くためにはどうしたら良いのか意見を出し合いました。2年後の自分がもっとコミュニケー

ション能力に長けた職員になるには、まず相手のことをよく知ることが大切という意見でまとまりました。特に相手の仕事内容を

知ることで積極的に話しかけるきっかけを作り、そこから仲良くなることで、コミュニケーション能力向上に期待できると確認しあ

いました。今回の研修で学んだことを今後に生かしながら、一層仕事に励んでいきたいと思います。

（ライフサポートひまわり　N．O）