ひまわり号2024in小樽に参加してきました
9月29日に行われた、「ひまわり号2024in小樽」に参加してきました。ひまわり号は、障害をもつ人たちの「列車に乗って
旅をしたい」という願いの実現を目指して、1985年からJRの列車を利用して各地を巡る企画で、多くの障害をお持ちの方、
ボランティアが参加しています。コロナ禍は開催できませんでしたが、今年は5年ぶりに開催することができました。
全体の参加者は114名で、障害をお持ちの方は32名、ボランティア・家族は72名の参加でした。小樽までの車窓からはきれ
いな海が見え、久しぶりに見た海に感動している方もいたり、ひまわり号の歌「君とひまわり号」をみんなで歌ったりしなが
ら、楽しく賑やかな雰囲気で向かいました。参加者の中には、ボランティア部の高校生や小学生も数人いて、一生懸命参加者
の方と交流している様子が見られ微笑ましい瞬間でした。
小樽に着いて、障害者の方とボランティア・家族でペアになり、観光してきました。私は車いすで参加しているAさんと介
護している妻のMさん、もう一人のボランティアとのペアでした。オルゴール堂、北一硝子、かま栄、小樽運河などの施設を
一緒に巡り、時折介助しながら楽しく観光しました。少し汗ばむ陽気の中たくさん歩いたので、帰りのJRではAさん夫妻をは
じめ参加した方々は少し疲れた様子も見受けられましたが、とても楽しい旅行になりました。
参加した方からは、「天気も良くて、たくさん観光ができて楽しかったです。外出するのは大変ですが、ボランティアの方々
に援助してもらいながら素敵な時間を過ごせました。」「歩行困難の方が、どういったところを不自由に思うのか知れて、いい
経験になりました。今日一日とても楽しかったです。」などの感想がありました。
今後も、いつまでも「ひまわり号」が様々なところへ走ることができるよう、協力していきたいと思います。
*「ひまわり号」の名称について、ひまわり薬局との関係性はありません。
本部総務 (T.H)